沖縄の旅(波照間島その2)No42
毛崎海岸から南東方向に行くと底名溜池展望台という処があるので行ってみましょう。
サトウキビ畑からこんな道を進んでいくと石垣の道がありました。
この先に底名溜池展望台があります。
周囲は平坦な畑で、農業用の溜池が側にあります。
海岸の直ぐ側で結構眺めが良いところでした。
上からの様子はこんな感じです。
やっと日本の最南端までやってきました。
ここまで来たことがなんだか不思議な感じでした。
あまり好きではないけど珍しく、「日本最南端平和の碑」と自分を入れて撮影です。
何しろここから南には日本はないんだから。
この碑の後ろにはこのように書かれてます。
碑文
本町波照間島は、日本最南端の有人島で、北緯
二四度〇二分二五秒、東経一二三度四七分一六秒
に位置し、類まれな恵まれた大自然の中にある
本年、太平洋戦争・沖縄戦終結五十周年を
迎え、去る大戦をふりかえり、新たな誓いのもとに
すべての人びとが永遠の人類平和を願い、且
つ、町民一人ひとりが郷土の平和社会を尊び、そし
て伸びゆく豊かな活力あるある町づくりを目指して、更
に広く後世に伝えるため、この聖地に「日本最南端
平和の碑」を建立する
平成七年八月十五日 終戦記念日
竹富町長 友利哲雄
奥には「日本最南端の碑」とその横に「聖寿奉祝の碑」があり、表面が日の丸になってます。
この裏面に書かれてるのは
聖寿奉祝の碑
全国の青年神職の集まりである
神道青年全国協議会は、昭和五十
二年五月十二日、沖縄祖国復帰五
周年を記念し、この地に国旗掲揚
塔を建立した。
しかし、この地の強風による国
旗の破損は如何ともし難く、ここ
に改めて天皇陛下御在位六十年を
奉祝し、社団法人国旗協会の後援
を得てこの塔を建立し、日の丸の
下に我が民族が一体となり敬神愛
国の美しき伝統を守り伝えること
を祈念するものである。
昭和六十年一月二十七日
施主 神道青年全国協議会
後援 社団法人 国旗協会
ここから見る海はこんな感じです。
恩納村の万座毛近辺の海岸みたいで綺麗。
遠くに見える灯台のような建物は「星空観測タワー」です。
自分の影と一緒にパチリ
もう一つ「波照間之碑入口」という石柱がありその横に碑文がありました。
この碑文にはこのように書かれています。
この碑は沖縄の祖国への復帰に際し 全国の青年が各地の石を持ち寄り ここ はてるま の地に 精魂を注いで建設されました
この一つ一つの石がわが国の礎となり 沖縄の新たな出発となることを念じて
昭和四七年五月一五日
二度と内地と離れ離れにならない様にとの願いが込められて造られたんですね。
全国の若者のこうした思い、行動を大切にしなければ日本という国は滅んでしまいます。
この「波照間之碑入口」からの道ができていて、日本全国から持ち寄った石を使って二匹の蛇が絡みあっているような形に造られています。
この道の真ん中あたりに関東エリアがありました。
拡大してみるとこんな感じです。
<<続く>>