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2013年11月06日

沖縄の旅(波照間島その2)No42

毛崎海岸から南東方向に行くと底名溜池展望台という処があるので行ってみましょう。
サトウキビ畑からこんな道を進んでいくと石垣の道がありました。
沖縄の旅(波照間島その2)No42
沖縄の旅(波照間島その2)No42

この先に底名溜池展望台があります。
周囲は平坦な畑で、農業用の溜池が側にあります。
海岸の直ぐ側で結構眺めが良いところでした。
沖縄の旅(波照間島その2)No42
沖縄の旅(波照間島その2)No42

上からの様子はこんな感じです。
沖縄の旅(波照間島その2)No42
沖縄の旅(波照間島その2)No42

やっと日本の最南端までやってきました。
ここまで来たことがなんだか不思議な感じでした。
あまり好きではないけど珍しく、「日本最南端平和の碑」と自分を入れて撮影です。
何しろここから南には日本はないんだから。
この碑の後ろにはこのように書かれてます。

碑文
 本町波照間島は、日本最南端の有人島で、北緯
二四度〇二分二五秒、東経一二三度四七分一六秒
に位置し、類まれな恵まれた大自然の中にある
本年、太平洋戦争・沖縄戦終結五十周年を
迎え、去る大戦をふりかえり、新たな誓いのもとに
すべての人びとが永遠の人類平和を願い、且
つ、町民一人ひとりが郷土の平和社会を尊び、そし
て伸びゆく豊かな活力あるある町づくりを目指して、更
に広く後世に伝えるため、この聖地に「日本最南端
平和の碑」を建立する
  平成七年八月十五日 終戦記念日
  竹富町長 友利哲雄

沖縄の旅(波照間島その2)No42

奥には「日本最南端の碑」とその横に「聖寿奉祝の碑」があり、表面が日の丸になってます。
この裏面に書かれてるのは

聖寿奉祝の碑
 全国の青年神職の集まりである
神道青年全国協議会は、昭和五十
二年五月十二日、沖縄祖国復帰五
周年を記念し、この地に国旗掲揚
塔を建立した。
 しかし、この地の強風による国
旗の破損は如何ともし難く、ここ
に改めて天皇陛下御在位六十年を
奉祝し、社団法人国旗協会の後援
を得てこの塔を建立し、日の丸の
下に我が民族が一体となり敬神愛
国の美しき伝統を守り伝えること
を祈念するものである。
 昭和六十年一月二十七日
 施主 神道青年全国協議会
 後援 社団法人 国旗協会

沖縄の旅(波照間島その2)No42
沖縄の旅(波照間島その2)No42

ここから見る海はこんな感じです。
恩納村の万座毛近辺の海岸みたいで綺麗。
沖縄の旅(波照間島その2)No42
沖縄の旅(波照間島その2)No42

遠くに見える灯台のような建物は「星空観測タワー」です。
沖縄の旅(波照間島その2)No42
沖縄の旅(波照間島その2)No42
沖縄の旅(波照間島その2)No42
沖縄の旅(波照間島その2)No42

自分の影と一緒にパチリ
沖縄の旅(波照間島その2)No42

もう一つ「波照間之碑入口」という石柱がありその横に碑文がありました。
この碑文にはこのように書かれています。

 この碑は沖縄の祖国への復帰に際し 全国の青年が各地の石を持ち寄り ここ はてるま の地に 精魂を注いで建設されました
この一つ一つの石がわが国の礎となり 沖縄の新たな出発となることを念じて
 昭和四七年五月一五日

二度と内地と離れ離れにならない様にとの願いが込められて造られたんですね。
全国の若者のこうした思い、行動を大切にしなければ日本という国は滅んでしまいます。
沖縄の旅(波照間島その2)No42

この「波照間之碑入口」からの道ができていて、日本全国から持ち寄った石を使って二匹の蛇が絡みあっているような形に造られています。
沖縄の旅(波照間島その2)No42

この道の真ん中あたりに関東エリアがありました。
拡大してみるとこんな感じです。
沖縄の旅(波照間島その2)No42
沖縄の旅(波照間島その2)No42


<<続く>>



Posted by 夏が好き at 20:37│Comments(4)
この記事へのコメント
「星空観測タワー」の近くに、このような施設があったことすっかり忘れていました。
写真を見て25年前のことを思い出しています。
先日の「遠見遺跡」は当時登れる状態ではなかった。
崩れていた、あれから修復したのですね。
それにしても、なかなかイケメンで学者タイプ(民俗研究者)な写真家
ですね。
かっこいいです。
Posted by おきなわのオジイおきなわのオジイ at 2013年11月07日 12:16
夏が好きさん こんにちは。
若いね(笑)
展望台は行ったことなかったな。雰囲気がいいですね。
ここから、むかしの人は遠見してたんだろうな。
最南端の碑がある場所。石を集めて、各都道府県にあてはめてること、全く気がつきませんでした。
やっぱり、波照間は綺麗だな。またいきたくなりました。
波照間の記事 すごく興味深く読んでいます。
また、前の記事にもコメント入れますね。
Posted by おきなべおきなべ at 2013年11月07日 14:55
おきなわのオジイさん
別にかっこ良くはありません。どこにでも居る老人ですよ。
しかしお褒めの言葉有り難うございます。
星空観測タワーの周辺はとにかく日本で最南端の位置なのでいろいろな碑などありました。
真夏の暑いときで太陽光が明るく、周囲も海もとても綺麗なところでした。
Posted by 夏が好き at 2013年11月07日 23:15
おきなべさん
写真だとシワが見えないから得しますね。
この石の並びは初めは分からなかったけど説明を見てたらなるほどと思いました。うっかりすると気付かないかもしれませんね。

波照間は本当に綺麗な場所です。
また行ってみたい場所でした。
Posted by 夏が好き at 2013年11月07日 23:17
 
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